芸大美術館ミュージアムショップ > 図録 > 図録『芸大コレクション展 特集展示1 赤松麟作とその周辺』
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赤松麟作の代表作「夜汽車」。これは東京美術学校を卒業して間もない弱冠23歳で書かれた作品であり、この一作により赤松の名は明治美術史に不朽の名をとどめることになった。本展では赤松の教師や旧友の作品にも光をあて、「夜汽車」誕生の背景を考察し、またこれらの展示の総合から、赤松の人間愛に満ちた長い画業への認識を新たにしていく。本年は赤松没後50年にあたるため、このような早熟な画家の出現の背景を含めて、その前業績を回顧する展覧会を開催する運びとなった。